『会社名の画数が良い』と一口に言っても、流派により判定は変わります。主要流派の違いを押さえれば、自分で社名占いを行う際の解釈が一段深まります。
熊崎式 — 最もポピュラーな流派
大正〜昭和の熊崎健翁が体系化した流派で、現代日本の姓名判断の90%以上が熊崎式をベースとしています。旧字体(康熙字典体)の画数を採用し、五格(天・人・地・外・総)で運勢を読みます。
社名では『総格』と『人格』を最重視。総画が吉数なら経営運が安定するとされます。
桑野式 — 三才・陰陽を重視
桑野燿齋による流派。五格に加え、天・人・地の三才配置と画数の陰陽バランスを重視します。社名では業種に応じた五行相性も判定。
熊崎式で大吉でも桑野式で凶となるケースがあるため、両流派で見て一致する画数が本当の大吉とされます。
五聖閣式 — 宿曜と組み合わせる本格派
水野南北の流れを汲み、画数だけでなく創業者の生年月日(宿曜二十七宿)と組み合わせて判定。経営者と社名の相性を見る点が特徴で、起業家向け相談ではこの流派が使われることが多い。
新字体と旧字体、どちらで数える?
熊崎式は原則旧字体。例えば『澤』は旧16画、新字『沢』だと7画と大差。登記は新字でも、占いでは旧字で数えるのが伝統です。
実務上は、登記名を熊崎式旧字で数え、念のため桑野式新字でも見て両方吉なら採用、という二重チェックが実用的です。
