東アジアは選日出産の研究対象が最も多い地域。台湾・韓国・中国本土の学術報告から実態を整理しました。
台湾 — 龍の年の出生急増
Lin & Xirasagar (2005) は台湾の2000年(龍年)で帝王切開率が前年比10%以上上昇したと報告。2012年(辰年)にも同様の現象が確認されています(Lee 2014)。
韓国 — 占術と医療の接点
韓国では四柱推命(사주)に基づく吉日指定の依頼が産科医に寄せられる例が報告されていますが、大韓産婦人科学会は台湾同様に非推奨の立場です。
中国本土 — 春節調整
Lo (2003, AER) は春節前後の出生数変動を文化的タイミング調整として分析。計画的な出産月の調整が広く行われていることを示しています。
