◆ 元の意味(古代)
口から気や水を勢いよく吹き出す。
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KANJI ETYMOLOGY
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画数
15画
成り立ち
形声
部首
口(くちへん)
分類
常用漢字
勢いよく吹き出す。噴火・噴水に用いる、力強い噴出を表す字。
ORIGIN
『説文解字』に「噴は吒なり、口に従ひ賁聲」とある。「賁(ひん・ふん)」は音符で、卉(草)+貝の形声字。賁には「飾る・盛んに膨れる」意があり、噴は口から気息や物を勢いよく吹き出す意を表す形声字となった。『字統』は「賁は鼓飾の意、ふくらみ盛んなる象。噴は気の盛んに発する形声」と説く。古典では『荘子』秋水篇「噴則大者如珠、小者如霧」と鯨が潮を噴く描写に見え、火山の噴火・温泉の噴出・動物の噴気に広く用いられた。日本では「噴火・噴水・噴煙・噴飯」など、勢いある噴出を伴う語に多用される。『漢字源』は賁の「ふくれる・盛ん」の語感が口の動作と結合し、勢い良く吹くを表すと解する。
構成要素
口(意符)+賁(音符・盛んに膨れる)
STROKE ORDER
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MEANINGS
口から気や水を勢いよく吹き出す。
ふく。ふきだす。噴火・噴水・噴出。
★勢いを示すが激発の語感強く、実名には稀。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。