◆ 元の意味(古代)
万物を載せる大地、母なる土。
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KANJI ETYMOLOGY
chi
画数
6画
成り立ち
形声
部首
土(つち)
分類
常用漢字
土と也の組合せ。万物を載せ広がる大地そのもの。
ORIGIN
『說文解字』に「地、元氣初分、輕清陽爲天、重濁陰爲地。萬物所陳列也。从土、也聲」とあり、土を意符、也(ヤ)を声符とする形声文字である。許慎は陰陽思想に拠り、軽く清らかな気が天となり、重く濁った気が地となったと説き、地は万物が陳列され育つ場であるとする。『字統』白川静は、也を女陰の象形とし、母なる大地としての地の生殖性を強調する。土が単なる土塊であるのに対し、地は広がりと生育の働きを持つ「大地」を意味するとする。『漢字源』藤堂明保は、也の「平らに延び広がる」イメージに土を加え、平らに広がる大地の意を表す形声字とする。天と対で用いられ「天地」となり、万物の根源として尊ばれる。日本では「地」は産土(うぶすな)信仰と結びつき、生まれた土地を守る神の宿る場とされた。人名では「地に足のついた」堅実さや、大地のような包容力を表す字として、男女問わず用いられる。
構成要素
土 + 也(平らに広がる)
STROKE ORDER
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MEANINGS
万物を載せる大地、母なる土。
つち、大地、土地、ところ、立場。
★大地のように万物を支える包容力と、地に足のついた堅実さ。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。