◆ 元の意味(古代)
賢い、心が機敏に働く
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KANJI ETYMOLOGY
kei
画数
15画
成り立ち
形声
部首
心(こころ)
分類
人名用漢字
心と音符「彗」から成る、心がきらめき真理を見抜く智慧を表す字。
ORIGIN
「慧」は意符「心」と音符「彗(スイ・ケイ)」から成る形声文字である。説文解字に「儇(けん)なり。心に从ひ彗の声」とあり、機敏で利発な心の働きを核とする。白川静『字統』は、「彗」が箒(ほうき)を手に持つ象形で、塵を払い清める動作を含意し、それが「心」と結ばれて、心の塵を払い澄み渡らせる「智慧」の意となったと解する。藤堂明保『漢字源』は「ケイ・エ」の音を「するどく光る・きらめく」イメージとし、「彗星」のひと筋光る尾、また「恵」と通じて思いやりの徳とも響き合うとする。仏教伝来後は梵語prajñā(般若)の訳語「智慧」の中核字として「エ」の呉音で読まれ、『般若心経』の智慧、達磨・慧能ら高僧の名に多く用いられた。澄明な智の徳目として、儒・仏双方で尊ばれてきた。日本でも近年、男女ともに知性と慈愛を願う名として人気が高い。
構成要素
彗(音符ケイ・箒で払い清める)+心(意符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
賢い、心が機敏に働く
智慧、聡明さ、慈悲をもった賢さ
心の塵を払い、真理を見抜く澄んだ智慧を備え、人を慈しむ慧眼の持ち主となるようにとの願い。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。