◆ 元の意味(古代)
明らか・輝く
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KANJI ETYMOLOGY
kou
画数
10画
成り立ち
形声
部首
日(ひ)
分類
人名用漢字
日と光の合体により、明るく晃々たる輝きを直截に示す字。
ORIGIN
「晄」は「晃」の異体字として古くより用いられた字で、『説文解字』には正字「晃」として「晃は明らかなり。日に从ひ、光の聲」と記される。形声字でありつつ、声符「光」は本来、火を頭上に掲げる人の象形であり、明るく輝く意を担うため、形声と会意を兼ねる字といえる。白川静『字統』は、「光」字が祭祀において炬火を捧げ持つ巫祝の姿に由来し、「日」と合わさって日輪のごとき輝かしい光を表すと論じる。「晃」と「晄」は本来同字異体で、漢代の碑文や写経の中で字形のゆらぎとして併用され、日本では特に固有名詞や人名に「晄」の字形が好まれる傾向が定着した。藤堂明保『漢字源』では、「光」を声符兼意符として、「日」を限定符とする典型的な明るさを表す字とし、「晃晃」「晃然」など反復語で輝かしい様を表す古典的用法を挙げる。日本では人名用漢字として認められ、「晄」は「あきら」「こう」「ひかる」と訓じて、男児名に多用される。皇室・著名人の名にも採用例があり、「明朗にして輝く者」「日輪のごとく周囲を照らす者」の意を担う。命名字としての品格は高く、明るさと正直さ、希望の光を象徴する好字とされる。
構成要素
日(太陽)+光(輝き・声符兼意符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
明らか・輝く
あきらか・ひかり・輝く
日輪のごとき明朗と希望の光
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。