◆ 元の意味(古代)
日の光、明るい光。
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KANJI ETYMOLOGY
kei
画数
12画
成り立ち
形声
部首
日(ひ)
分類
常用漢字
高き都に注ぐ陽光。雄大な景色と仰ぎ慕う心を表す字。
ORIGIN
「景」は《説文解字・日部》に「景は光なり。日に従ひ京聲」と記される形声字である。意符の「日」は太陽の光、声符の「京」は「ケイ」の音を担うとともに、もとは高い丘に建つ都城の象形で「高大」の意を含む。許慎は「景」をまず「日の光」とし、白川静『字統』は、京(高い建物)に日が射す壮麗な情景を表したと解説する。藤堂明保『漢字源』は同系語に「鏡」「影」を挙げ、「光が物に反射して像をつくる」共通義を指摘する。後世「光・かげ・けしき」と意味が広がり、『詩経・大雅』の「景命有僕」(大いなる命)、『楚辞』の「景福」など、雄大さや尊崇を示す語に用いられた。後に光のかたわらに影が伴うことから、別字として「影」が分かれ、「景」は専ら「ながめ・けしき・大いなる」の意となる。日本語でも「景色」「光景」「景仰」「絶景」など、視覚的な美と精神的な敬慕を兼ねる字である。名に用いれば、視野広く明るく、人から仰がれる存在となるよう願う、雄大で品格ある字。
構成要素
日(太陽)+京(声符・高い都)
STROKE ORDER
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MEANINGS
日の光、明るい光。
けしき・光景・大いなる・敬慕。
光輝、雄大、人に慕われる人格。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。