◆ 元の意味(古代)
火や日の光が広く明るく及ぶ
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KANJI ETYMOLOGY
shou
画数
13画
成り立ち
形声
部首
灬(れっか)
分類
常用漢字
光あまねく満つる、照らし映える文字。
ORIGIN
形声文字で意符は「火(灬)」、声符は「昭(ショウ)」。『説文解字』火部に「照は明なり」とあり、明るく照らす意とする。藤堂明保『漢字源』は、「昭」自体が日と召(呼び寄せる)から成り「日光が広く及ぶ」意をもち、それに火を加えて火光をも含めた広範な照明を表すとする。白川静『字統』は、「昭」が日の明るさ、「照」が火の明るさを担って分化したと説き、両者は通用すると述べる。甲骨文・金文には「照」の確かな例なく、戦国〜秦代に成立したと見られる。古典では『楚辞』『詩経』に「照」が現れ、太陽神信仰や君徳の比喩として用いられた。日本では天照大神(あまてらすおおみかみ)の表記に用いられ、神話的な光輝の象徴として特別な位置を占める。「照覧」「照射」「対照」など、光が及ぶ範囲を示す多くの熟語を生み、現代でも明るく前向きな名に好まれる。
構成要素
昭(声符・日が広く及ぶ)+ 灬(火・意符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
火や日の光が広く明るく及ぶ
てる、てらす、明るくする、映える
太陽や月のように周囲を照らし、人々の道しるべとなる人に。明るく朗らかで、影に光をもたらす優しさを願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。