◆ 元の意味(古代)
ご石、囲碁。
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KANJI ETYMOLOGY
go
画数
13画
成り立ち
形声
部首
いし
分類
常用漢字
盤上で黒白の石を打ち合う遊戯、囲碁。
ORIGIN
「碁」は意符の「石」と音符の「其(キ・ゴ)」から成る形声文字で、もとは「棊」「棋」と通用された字である。許慎『説文解字』木部には「棊、博棊也」と見え、博奕に用いる駒・石の意とする。木製の駒を「棋」、石を用いるものを「碁」と書き分ける用法は後代に固まったもので、囲碁の隆盛とともに「碁」字が囲碁専用の字として定着した。白川静『字統』は声符「其」を「箕(み)」の象形に由来する字とし、四角く区切られた形・きちんと整えた型の意を含むとし、縦横の線で正方形に区切られた盤面と石とを合わせた象徴と見る。藤堂明保『漢字源』も「キ(其)」の系列を「かっちりとした四角の枠」とまとめ、盤と石を組み合わせた競技を表すにふさわしい命名と説く。囲碁は中国の堯帝が子の丹朱の智を養うために作ったとの伝説をもち、東アジアの士大夫の必須教養とされた。日本でも奈良時代に伝来し、本因坊・名人位など独自の制度を発展させ、近現代にはタイトル戦が文化勲章受章者を生むまでに至った。命名においては勝負・智略・盤上の宇宙を象徴する字ながら、固有名詞性が強く人名用としてはほぼ用いられない。
構成要素
其+石
STROKE ORDER
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MEANINGS
ご石、囲碁。
囲碁。
★命名稀。囲碁という遊戯名の語感が強く人名には不向き。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。