◆ 元の意味(古代)
神が助ける、神の加護
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KANJI ETYMOLOGY
yuu
画数
9画
成り立ち
形声
部首
示(しめすへん)
分類
人名用漢字
天地神明の見えざる加護、神助を受ける幸の字。
ORIGIN
『説文解字』示部に「祐は助くるなり」とあり、人の助けではなく神の助け=神助を本義とする字である。形声字で、示(しめすへん、祭壇・神事の意符)が意符、右(ユウ)が声符。右は「右手で支え助ける」象形に由来し、声と義を兼ねるとも見られる。藤堂明保『漢字源』は、示と右の組合せから「神が右より手を添えて助ける」意を読み取り、「人助ける」の佑と書き分けたと整理する。白川静『字統』は祐を祭祀における神の冥助、佑を人事の援助とし、両者は古くは通用しつつも文脈で使い分けられたと論じる。『易経』「自天祐之、吉无不利」(天より之を祐く、吉にして利あらざるなし)は祐の代表用例で、後世の名乗り「祐」「祐輔」「祐子」に天佑神助の願いが込められた。日本では人名用漢字として男女を問わず広く愛用される。
構成要素
示(意符・神事)+右(声符兼意符・たすける手)
STROKE ORDER
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MEANINGS
神が助ける、神の加護
たすける、神助、しあわせ
目に見えぬ天地神明の加護のもと、運に恵まれ幸多き人生を歩んでほしいという願い。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。