◆ 元の意味(古代)
身体の中央、上下を結ぶ部位。
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KANJI ETYMOLOGY
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画数
13画
成り立ち
形声
部首
にくづき
分類
常用漢字
肉づきに要を添え、身体の要の部位「こし」を表す字。
ORIGIN
「腰」は肉月を意符、「要」を音符とする形声文字である。許慎『説文解字』には「腰」字が独立して立てられず、もとは「要」字をもって腰の意とし、後に肉部を加えて「腰」が成立したと考えられる。『説文解字』要部に「要、身中也」とあり、身体の中央部、すなわち腰を指すと記される。許慎は腰を身の「かなめ」と捉え、上下を結ぶ要所として尊重した。白川静『字統』は、要が両手で女性の腰を支える形を象り、人体の要であることを字形によって示すと解する。白川は後に肉づきが加えられ「腰」字が分化し、本来の身体的意義を明確化したと説く。藤堂明保『漢字源』は、要声に「中央でくびれて締まる」意があり、腰部の細くくびれた形状そのものを表す字として腰が成立したと分析する。藤堂は腰が日本語において「腰を据える」「腰が低い」など、人の姿勢や態度の比喩として豊かに展開した経緯を示す。三書はいずれも腰が身体の要であり、安定と支えの象徴であることに一致する。命名にはやや稀であるが、堅実さの象徴として用いることもある。
構成要素
月(肉)+要
STROKE ORDER
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MEANINGS
身体の中央、上下を結ぶ部位。
こし。物事の中心。腰を据える。
★物事の要をしっかり支え、安定した人生を歩む人を願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。