◆ 元の意味(古代)
茜草。狩りのために集まる。
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KANJI ETYMOLOGY
shuu
画数
13画
成り立ち
会意
部首
くさかんむり
分類
—
茜草と狩りの集合、集めるを表す字。
ORIGIN
『説文解字』に「蒐は茅蒐、茹藘(じょりょ)なり。人血の生ずる所なり。艸鬼に從ふ」とあり、染料に用いる茜草(あかね)の異名であると記す。許慎は茜の根が血のように赤く土から染み出すさまから「人血の生ずる所」と神秘的に表現し、艸+鬼の会意で霊性を帯びた草を表すとした。白川静『字統』では、鬼は死者の霊・祖霊を意味し、艸と鬼を合わせて、祖霊を祀る場に集う草、また狩猟の前に祖霊を祀って人々が集合する儀礼を「蒐」と呼んだと説く。白川は『春秋左氏伝』隠公五年の「春は蒐し、夏は苗(びょう)し、秋は獮(せん)し、冬は狩す」を引き、古代の四季の狩猟祭礼のうち春の蒐が「集める・整列する」を本義とし、後に物を集める意一般に転じたと論じる。藤堂明保『漢字源』では、鬼に「ひとところに引き寄せる」音義があり、艸を加えて茜草、または狩猟のための集合・捜索の意となったと述べ、「収集」「蒐集」が同義であることを指摘する。命名では「集める知性・収集の徳」を象徴する字として用いられる。
構成要素
艸+鬼
STROKE ORDER
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MEANINGS
茜草。狩りのために集まる。
あつめる。あかね。
★知識や善きものを集める。収集の徳・教養。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。