◆ 元の意味(古代)
金属製の楽器、つりがね
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KANJI ETYMOLOGY
shou
画数
20画
成り立ち
形声
部首
金(かねへん)
分類
常用漢字
重く澄んだ響きを放つ大鐘。荘厳な調和の音の字。
ORIGIN
『説文解字』金部に「鐘、楽鐘なり。秋分の音、万物種成す。故に之を鐘と謂ふ」とあり、楽器としての鐘を本義とする。形声で意符は金、声符は童(ドウ・ショウ)。童は本来「縦に長く立つもの」を表し、白川静『字統』は鐘を「縦長に懸吊された大鐘」とその形象から説き、声符童に縦立の意を読む。藤堂明保『漢字源』は童の声を「中空で響く」イメージと結びつけ、内部が空洞で重低音を響かせる楽器の特徴を表すと解する。西周金文には既に鐘の銘が多く見え、『周礼』春官大師に「金奏」の制が記される。古代中国では編鐘(複数の鐘を音律順に並べたもの)が宮廷音楽の中核を担い、曾侯乙墓出土の編鐘はその代表例。日本にも仏教伝来とともに梵鐘として伝わり、寺院の暁鐘・入相の鐘は時を告げ心を澄ます音となった。諸橋轍次『大漢和』も同義を載せる。
構成要素
金(金属)+童(声符・縦立し中空)
STROKE ORDER
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MEANINGS
金属製の楽器、つりがね
つりがね、時鐘、響きを伝えるもの
澄み渡る鐘の音のように、その存在で周囲の心を整え調和をもたらす人に。荘厳で深く、長く響く徳を願って。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。