◆ 元の意味(古代)
家畜化された馬
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KANJI ETYMOLOGY
ba
画数
10画
成り立ち
象形
部首
馬(うま)
分類
常用漢字
たてがみをなびかせ駆ける馬の側面像。古代より人と歩む俊足の象徴。
ORIGIN
甲骨文の「馬」は、頭・たてがみ・四肢・尾を備えた馬の側面像で、特にたてがみを誇張して描く点が特徴である。金文では象形性がやや薄れ、篆文で四脚を「灬」状に整形して現行字体に近づいた。説文解字は「怒なり、武なり。馬の頭髦尾の形に象る」と説き、馬の勇壮な性格を字形と関連づける。白川静『字統』はたてがみの線が後に「彡」状の点画となった経緯を示し、殷周において馬は戦車を曳く戦力・祭祀犠牲・身分の象徴であったと述べる。落合淳思は甲骨文に馬の供犠・狩猟記事が頻出することを指摘する。藤堂明保『漢字源』は「バ」の音を「ブツブツとうなる」「大きく動く」音象徴と関連づける。日本では古来「うま」と訓じ、午年・馬力・天馬など、力強さと俊敏さの語に広く展開した。
構成要素
馬の側面全形(たてがみ・四肢・尾)
STROKE ORDER
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MEANINGS
家畜化された馬
ウマ。乗用・運搬用の家畜、力強さの象徴
天馬空を行くがごとく自由闊達に駆け、力強く人生を疾走してほしいという願い。誠実で頼られる存在に。
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※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。