採用流派一覧
最終更新: 2026-05-15 | 著者: 姓名判断大全 編集部
当サイトでは 9 占術それぞれで採用する流派とその選定根拠を中立的に開示します。占術は同じ名称でも流派ごとに計算式・解釈体系が異なることがあり、結果の再現性と検証可能性を担保するため「どの流派に依拠したか」を明示する方針としています。
本ページは 正しさ憲章の原則 1「各占術の流派を明記する」に基づき編成されています。「暫定(再検証中)」のラベルは、Phase B(易学新サービス着手前)で流派学習者・監修者と相談のうえ最終確定する予定の項目を示します。
採用流派 早見表
姓名判断
採用流派: 熊崎健翁系 五格剖象法 / 状態: 暫定(再検証中)
主な参照書: 熊崎健翁『姓名の神秘』五聖閣, 1929 年(後の『姓名学体系』含む 1934 年前後の体系書)
採用理由: 近代日本における姓名判断の体系化原典であり、五格(天格・人格・地格・外格・総格)の枠組みは現在の日本姓名学の事実上の標準体系とされています。流派差はありますが、ほぼ全ての日本の姓名判断サービスが五格剖象法を出発点としています。
他流派との差異: 桑野式(桑野燿齋)は熊崎式に対し音韻を重視する代替流派、戸籍字体派は新字体ベースで数えるなどの差異があります。当サイトでは旧字体・新字体の選択を別途明示する設計です。
将来の見直し予定: 旧字体(康熙字典)と新字体の使い分けポリシー、外格の算出式の流派差について、Phase B で再検証予定です。
九星気学
採用流派: 園田真次郎系 / 状態: 確定
主な参照書: 園田真次郎『気学全集』全 8 巻, 日本心霊学会, 1942 年前後
採用理由: 明治末〜昭和初期にかけて九星気学を体系化した園田真次郎の体系は、現代日本の九星気学サービスにおける標準的な計算法とされています。本命星・月命星・日盤の計算は流派差が小さく、参照点として安定しています。
他流派との差異: 細かい点では「同会・被同会」「傾斜法」などの解釈に流派差がありますが、本命星・月命星の算出自体は流派間でほぼ一致します。
算命学
採用流派: 高尾義政系 / 状態: 暫定(再検証中)
主な参照書: 高尾義政『算命学』(算命学会編 標準書)。中森じゅあん『算命学占い』講談社等の一般書を補助参照。
採用理由: 日本における算命学は高尾義政(1936-1989)が体系化した近現代流派であり、主流派として広く流布しています。命式構成(陰占・陽占・天中殺)の標準的な計算法が確立している点を選定理由としています。
他流派との差異: 中森じゅあん系・坂本祐次郎系などの分派があり、解釈の重み付けや天中殺の取扱いに差があります。当サイトでは基本構成は高尾系、解釈表現は中立的な記述に留める方針です。
将来の見直し予定: 陰占(干支配置)と陽占(人体図)の解釈バランス、天中殺の表記方針を Phase B で再点検予定です。
四柱推命
採用流派: 阿部泰山系(日本での体系化先駆) / 状態: 暫定(再検証中)
主な参照書: 阿部泰山『四柱推命学講義』全 14 巻, 大文館書店, 1957 年以降
採用理由: 中国伝統の子平派・透派の流れを汲みつつ、日本での体系化を主導した阿部泰山の講義体系を基本採用としています。通変星表・大運計算・蔵干の標準的な扱いが詳細に整備されている点を選定理由としています。
他流派との差異: 透派(中国伝統・現代主流)、易選流(学習者向け)、武田考玄系(精度重視)など複数の体系があり、通変星の偏財/正財の同陰陽・異陰陽マッピングや、蔵干の扱いに差があります。当サイトでは固定テストケース(干合・偏正反転の検証 2 ケース)でロジック整合を継続確認しています。
将来の見直し予定: Phase D 以降の流派選択 UX で、「お任せ」「透派」「阿部泰山系」「易選流」「武田考玄系」を選択可能にする設計を予定しています。
紫微斗数
採用流派: 中州派(再検証中) / 状態: 暫定(再検証中)
主な参照書: 陳希夷(伝)『紫微斗数全書』を底本とする標準書群。現代解説書として紫微斗数の標準的な日本語教本を参照。
採用理由: 中州派は飛星派・三合派とともに紫微斗数の三大流派の一つとされ、台湾・香港・日本で広く学習されている現代主流の体系です。星曜配置・大限・流年の標準的な計算法が安定している点を選定理由としています。
他流派との差異: 三合派は宮位の組合せ(三方四正)を重視し、飛星派は四化星(化禄・化権・化科・化忌)の動きを重視するなど、解釈アプローチが大きく異なります。
将来の見直し予定: 中州派・三合派・飛星派のいずれを基本採用とするか、Phase B で監修者と相談のうえ再決定予定です。
易(周易)
採用流派: 周易(中国伝統) / 状態: 確定
主な参照書: 『易経』高田真治・後藤基巳 訳, 岩波文庫, 1969 年 ISBN 978-4-00-330121-3。本田済『易』朝日新聞社, 1966 年などの解説書を補助参照。
採用理由: 周易は紀元前 1000 年頃に成立したとされる古典原典で、64 卦・384 爻の構造は学派を超えて共通基盤となっています。本占における「立卦法」(筮竹法・コイン法・梅花心易等)は本サイトで明示する設計です。
他流派との差異: 立卦法に複数の流儀があり、解釈において義理易(哲学的解釈)と象数易(象徴・数理解釈)の伝統的な対立軸があります。当サイトでは原典『易経』の卦辞・爻辞を中心とし、解説書での補強を補助としています。
宿曜(宿曜占星術)
採用流派: 空海『宿曜経』系 / 状態: 確定
主な参照書: 『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』不空 訳, 8 世紀(大正新脩大蔵経 第 21 巻所収)。空海が日本に伝えた仏典。
採用理由: 平安期に空海が請来した『宿曜経』に基づく 27 宿体系を採用しています。仏典として伝統が確立しており、原典が大正新脩大蔵経で参照可能である点が選定理由です。
他流派との差異: 「七曜直曜」「九曜法」など派生体系が存在しますが、27 宿の本命宿算出自体は流派差が小さく、生年月日から月の宿を導く基本構造は共通です。
西洋占星術
採用流派: Tropical 標準(国際標準) / 状態: 確定
主な参照書: Robert Hand『Horoscope Symbols』Whitford Press, 1981. Liz Greene 各種著作を補助参照。国内では石川源晃『占星学入門』平河出版社等。
採用理由: 現代西洋占星術の事実上の国際標準である Tropical(春分点ベース)方式を採用しています。Placidus ハウスシステム、惑星のサイン・アスペクト計算は国際的な相互運用性が確保されています。
他流派との差異: Sidereal(恒星ベース)方式は主にインド占星術(ジョーティシュ)で用いられ、Tropical と約 23 度の差が生じます。ハウスシステムも Placidus / Koch / Whole Sign 等で配置が異なります。
将来の見直し予定: 天体計算精度を高めるため、Phase C 以降に Swiss Ephemeris の商用ライセンス導入を検討中です。
カタカムナ
採用流派: 楢崎皐月系(要見直し) / 状態: 整理中
主な参照書: 楢崎皐月『カタカムナ』関連刊行物(『相似象学会誌』所収論考含む)。宇野多美恵による補完研究。
採用理由: 現存する文献整理としては楢崎皐月(1899-1974)系の体系に依拠していますが、原典「カタカムナ文献」の歴史的出自・年代については学術的に評価が定まっておらず、当サイトでは「研究段階の体系」として位置付けています。
他流派との差異: 音韻 48 音の対応表自体には流派差が比較的小さいものの、解釈学的な拡張部分には個別の研究者ごとに大きな差異があります。
将来の見直し予定: 原典評価が研究途上である旨を明示しつつ、Phase B で文献整理状況の再点検と表記方針の見直しを予定しています。
数秘術
採用流派: カバラ系(西洋数秘伝統) / 状態: 暫定(再検証中)
主な参照書: Hans Decoz『Numerology』Perigee, 1994. Florence Campbell『Your Days Are Numbered』Gateway, 1931 等の西洋数秘標準書。
採用理由: ピタゴラス系(西洋数秘)とカバラ系(ヘブライ文字対応)はいずれも国際的に流通する主要体系ですが、当サイトでは生年月日から導く運命数・誕生数の計算において、カバラ系の伝統に依拠した計算法を採用しています。
他流派との差異: ピタゴラス系は 1-9 の単一桁への還元を基本とし、カバラ系はマスターナンバー(11, 22, 33)の取扱いや、文字の数値対応に差異があります。
将来の見直し予定: マスターナンバーの扱い・名前文字の数値対応について Phase B で再検証予定です。
流派選択 UX について
現状は各占術につき編集部選定の基本流派を採用しています。今後、Phase B(易学新サービス)では、ユーザーが鑑定書ごとに流派を選択できる UX の実装を予定しています。具体的には、注文画面で「お任せ/透派/阿部泰山系/易選流/武田考玄系」などの選択肢を提示し、各流派の特徴と差分を解説したサブページへ誘導する設計を構想中です。
流派選択は監修者・利用者からのフィードバックを踏まえて継続的に見直します。誤情報のご指摘や、特定流派の採用希望は お問い合わせフォームよりお寄せください。
商標・著作権の尊重
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参考文献
- 熊崎健翁『姓名の神秘』五聖閣, 1929 年(姓名判断・五格剖象法の体系化原典)
- 阿部泰山『四柱推命学講義』全 14 巻, 大文館書店, 1957 年以降(日本での四柱推命の体系化)
- 園田真次郎『気学全集』全 8 巻, 日本心霊学会, 1942 年前後(九星気学の標準教本)
- 『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』不空訳, 8 世紀(大正新脩大蔵経 第 21 巻所収, 宿曜の原典)
- 『易経』高田真治・後藤基巳 訳, 岩波文庫, 1969 年 ISBN 978-4-00-330121-3
- Robert Hand『Horoscope Symbols』Whitford Press, 1981 年 ISBN 978-0-914-79951-2(西洋占星術の標準テキスト)
- 石川源晃『占星学入門』平河出版社, 1980 年(日本における Tropical 西洋占星術の解説書)
- 本田済『易』朝日新聞社, 1966 年(朝日選書, 周易解説)
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