井(水源)の上(ほとり)に住む地形姓説
「井」は古代日本語で井戸・湧水・用水路を指し、その「上手」「ほとり」に居住した者が「井上(井の上)」と称した。水利が生活の要であった農耕社会において全国各地で自然発生した地名・姓と考えられ、独立発祥が多い。
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SURNAME ETYMOLOGY
いのうえ/イノウエ/Inoue
地形姓
井上は「井(井戸・湧水・用水)のほとり」に住んだ者を表す典型的な地形姓で、古代豪族から武家、庶民まで広く名乗られた日本でも有数の大姓である。
STROKES & FORTUNE
天格(てんかく)は姓の総画数で、家系から受け継ぐ運勢を表します。姓名判断では他に 人格・地格・外格・総格 の五格があり、名前との組み合わせで運勢を判定します。→ 井上姓で姓名判断する
STROKE ORDER
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THEORIES
「井」は古代日本語で井戸・湧水・用水路を指し、その「上手」「ほとり」に居住した者が「井上(井の上)」と称した。水利が生活の要であった農耕社会において全国各地で自然発生した地名・姓と考えられ、独立発祥が多い。
奈良時代には光仁天皇皇后となった井上内親王の名が見え、また大和国添下郡井上を本拠とした井上氏など、古代から井上を冠する氏族が存在した。後世の井上姓の一部はこうした古族の流れを汲むと伝える。
出典: [shoji]、[nihonshoki]
中世以降、清和源氏頼季流(信濃井上氏)、藤原氏流、桓武平氏流など複数の武家が井上を称した。とくに信濃国高井郡井上邑(現長野県須坂市井上)を本貫とする源姓井上氏は著名で、各地に広がった。
出典: [ota]、[myojiyurai]
古代の井上氏は大和や山城に見られ、奈良〜平安期には皇族・貴族の名にも井上の称が登場する。中世になると信濃井上氏(源頼季の子孫)が武家として勢力を張り、その分流が関東・東海・九州へ広がった。江戸時代には幕臣・諸藩士に井上姓が多数見られ、長州藩の井上馨に代表されるように、幕末維新期にも多くの人物を輩出した。庶民層でも水田稲作に必須の井に由来する姓として全国に分布した。
DISTRIBUTION
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FAMOUS PEOPLE
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明治の元老。長州藩出身で外務大臣・大蔵大臣などを歴任。
小説家。『天平の甍』『敦煌』などで知られる文化勲章受章者。
小説家・劇作家。『吉里吉里人』などで知られる。
漫画家。『SLAM DUNK』『バガボンド』の作者。
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※ 苗字の由来には学説により諸説があります。本ページでは複数の主要な説を併記し、それぞれの典拠を明示しています。