◆ 元の意味(古代)
人が荷を担ぐ(後に「荷」)
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
7画
成り立ち
形声
部首
亻(にんべん)
分類
常用漢字
人が荷を担ぐ姿から、後に疑問詞となった字。
ORIGIN
「何」は形声文字で、人偏「亻」と音符「可(カ)」から成る。『説文解字』巻八に「何、儋也。从人可聲」とあり、本義は人が荷を担ぐこと(儋=擔)である。甲骨文・金文では人が肩に戈や荷を担ぐ象形であり、「荷(に)」の初文とされる。『字統』(白川静)は「何はもと擔負の義。後に「荷」の字が分化して荷物の意を専らにし、「何」は仮借されて疑問詞「なに」を表すようになった」と説く。『漢字源』(藤堂明保)も「肩にものを掛けてになう意。のち借りて疑問詞となる」とし、『大漢和』は「になう、いずれ、なに、いつ」を挙げる。落合淳思『甲骨文字辞典』は「甲骨文の何字は、人が大きな農具を担ぐ形で、後の擔・荷の祖形」と解する。古代中国では戦国期から疑問詞用法が定着し、漢代以降は専ら疑問・反問の語として用いられる。日本でも「何故」「如何」「幾何」など多く用いられ、人名では稀少だが「何卒(なにとぞ)」の謙譲の心や、「無限の可能性」の意で命名されることがある。
構成要素
亻(人) + 可(担ぐ姿の音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
人が荷を担ぐ(後に「荷」)
なに、なん、どんな、いずれ、いくつ
★好奇心旺盛で、何事にも問いを発する探究心を持つ人に。可能性に満ちた人生を歩み、いかなる重荷も担い得る強さを願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。