◆ 元の意味(古代)
蓮の葉、またその花。
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
10画
成り立ち
形声
部首
くさかんむり
分類
常用漢字
蓮(はす)の意。後に荷物・担うの意を派生。
ORIGIN
「荷」は艸(くさかんむり)と何(か)を声符とする形声文字である。許慎『説文解字』艸部には「荷、芙蕖葉」とあり、本義は「芙蕖(ふきょ)の葉」、すなわち蓮(はす)の葉を指す。芙蕖は蓮の総称で、花を芙蓉、葉を荷、実を蓮と呼び分けたとされる。白川静『字統』によれば、声符の「何」は人が荷を担う形に由来する字で、もとは荷物を背負う動作を表した。これに艸を加えて、人の肩に担がれるほど大きく広い葉を持つ蓮の葉を表したものと解される。後に「何」が疑問詞に専用されるに及び、本来の「になう」の意は「荷」が引き継ぎ、「荷物」「負荷」「重荷」など担うものや積荷の意に転じた。藤堂明保『漢字源』は、「何」が「カ」の音で「曲がる」「曲げて支える」意を含み、艸と結びついて広く曲がった蓮の葉、また肩で曲げて担ぐ物を表す形声字と説く。命名においては蓮の清らかさ、責任を担う頼もしさを兼ね備える字として用いられる。
構成要素
艸(意符)+何(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
蓮の葉、またその花。
荷物、になう、蓮、負担。
★責任感と頼もしさ、蓮のような清浄さ。任を担う誠実な人物像。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。