◆ 元の意味(古代)
並び連れだつ仲間、伴。
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KANJI ETYMOLOGY
ryo
画数
9画
成り立ち
形声
部首
亻(にんべん)
分類
常用漢字
二つの口(人)が並ぶ「呂」に人を添え、生涯を共にする伴侶を表す。
ORIGIN
『説文解字』人部に「侶は徒侶なり。人に从ひ呂声」とあり、仲間・連れ立つ者を意味する形声字。白川静『字統』は声符「呂」を、二つの口が連なる象(または背骨の連節)とし、相寄り並ぶ語感を本義とすると説く。藤堂明保『漢字源』は「呂」を「並ぶ」「連なる」の意の語源系列に列ね、侶・閭(さとの門)・膂(せぼね)と同源とする。諸橋『大漢和辞典』は「とも、ともがら、つれ、伴侶」と訓ずる。仏教伝来とともに「僧侶」の語が定着し、修行を共にする出家者の総称として日本に深く根付いた。後世「伴侶」は配偶者・人生の連れの意で広く用いられ、結婚を寿ぐ語となる。落合淳思は中古以降の用例で、宮廷の同僚を「同侶」と称した文献を引き、対等で温かな絆を示す字と論ずる。人名としては男女ともに「生涯の良き伴」を願う字。
構成要素
亻(人) + 呂
STROKE ORDER
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MEANINGS
並び連れだつ仲間、伴。
とも、ともがら、つれ、伴侶。
★誠実な絆を結び、生涯を共にする人と支え合える温かな人へ。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。