◆ 元の意味(古代)
二人が対になって連れ立つ
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KANJI ETYMOLOGY
han
画数
7画
成り立ち
形声
部首
亻(にんべん)
分類
常用漢字
半を声符とし、人と人が連れ立つ「ともなう」を表す形声文字。
ORIGIN
『説文解字』巻八に「伴、大貌。人に从ひ半聲」とあり、亻を意符、半を声符とする形声字で、本義を「大きい貌」とするが、白川静『字統』はこれを後起的解釈とし、半(牛を二分する)の「対になる」意から、対になって連れ立つ「ともなう」の義が本来であろうと述べる。藤堂明保『漢字源』は「ハン=二つに分かれる」声系に位置づけ、判・畔・絆と同源で、二者が対をなして寄り添うのが伴の核心とする。金文では伴侶・伴奏の用例は乏しいが、漢代以降『楚辞』『漢書』に伴侶として頻出し、配偶者・友人の意で定着した。落合淳思『漢字の成り立ち』は、伴が古くは「相伴う」儀礼語として、共同体の連帯を表したと指摘し、現代の伴侶・同伴の語にもその関係性が生きていると論じる。『大漢和辞典』は伴食・伴走など熟語を整理する。
構成要素
亻(人) + 半
STROKE ORDER
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MEANINGS
二人が対になって連れ立つ
ともなう、つれだつ、なかま、伴侶
★生涯の良きパートナーに恵まれ、人と寄り添い共に歩む人。優しさと誠実な絆を願う。
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※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
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現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。