◆ 元の意味(古代)
息を外に吐き出す、声を発して呼ぶ
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KANJI ETYMOLOGY
ko
画数
8画
成り立ち
形声
部首
口(くち)
分類
常用漢字
「口」を意符、「乎」を声符とする形声文字。息を吐き出して呼びかける意。
ORIGIN
『説文解字』口部に「呼、外息なり。口に従い乎声」とあり、許慎は息を外に吐き出すことを本義とする。白川静『字統』では、「乎」は曲がった木に飾りをつけた呼び板の象で、それに口を加えて声をあげて呼びかける意を強めたと説く。『漢字源』は「コ」音が「乎(感嘆詞)」と同源で、口を開いて息と声を発する動作を表すと記す。『大漢和辞典』は「呼吸」「呼号」「呼応」など、息を吐く生理作用から人を呼ぶ社会的行為まで意味の広がりを示す。落合淳思は秦漢期に形声字として整い、声を発する動作の代表字として定着したと指摘する。日本語でも「呼ぶ」「呼吸」と日常深く使われ、人と人をつなぐ字として親しまれる。
構成要素
口 + 乎(声)
STROKE ORDER
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MEANINGS
息を外に吐き出す、声を発して呼ぶ
よぶ、呼びかける、呼吸する
人を呼びつなぐ意を持つが、動作字として人名には控えめ
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。