◆ 元の意味(古代)
土を重ね積んでふやすこと。
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KANJI ETYMOLOGY
zou
画数
15画
成り立ち
形声
部首
土(つちへん)
分類
人名用漢字
「増」の旧字体。土を重ね積んでふやす。
ORIGIN
『説文解字』に「增は益すなり。土に从ひ曾聲」とあり、土を意符、曾(ソウ)を音符とする形声字である。曾は甑(こしき・蒸し器)を上下に重ねた象形で「かさねる」が原義。土を層々と積み上げて高くし、量や勢いを増す様を表した。『字統』は「土を以て上に加重し、層を成す。曾声に重畳の含意」と述べ、『漢字源』は「土+曾で、土を重ねてふやし、ます」と解する。当用漢字で右上の点画が簡略化され「増」となったが、人名用漢字として「增」も認められ、伝統的な家系の名乗りや屋号に今なお用いられる。
構成要素
土(意符)+曾(音符・ソウ・かさねる)
STROKE ORDER
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MEANINGS
土を重ね積んでふやすこと。
ふえる、ます。「増」の旧字体・正字。
★伝統を重んじ、堅実に積み上げる。家業を継ぎ栄えさせる重厚な字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。