◆ 元の意味(古代)
弓を持つ東方の民族。平らで大きいさま。
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KANJI ETYMOLOGY
i
画数
6画
成り立ち
会意
部首
大(だい)
分類
人名用漢字
大(人)と弓を組み合わせ、東方の弓を使う民族を指した会意字。転じて「平らげる」「大きい」の意。
ORIGIN
『説文解字』に「夷は東方の人なり、大に従ひ弓に従ふ」とあり、大(人の正面形)と弓を組み合わせ、弓を携えた東方の民族を表す会意字とする。『字統』では、大は人の坐す姿、弓と組み合わせて東方の住民・狩猟民族を称した字で、後に中華の周辺民族を指す総称となったと説く。『漢字源』もまた、大と弓の会意で東方の弓を使う部族を意味し、転じて「平らかにする・なだらか・大きい」の意も生じたとする。日本では「えびす」と訓み、古くは関東以北の蝦夷(えみし・えぞ)を指す字としても用いられ、後に七福神の恵比寿として福徳の神格を帯びた。人名では「平夷(ひらたい)」「夷則(いそく)」など古典的・雅趣のある用法がある。
構成要素
大+弓
STROKE ORDER
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MEANINGS
弓を持つ東方の民族。平らで大きいさま。
えびす。異民族。平らげる。たいらか。
★人名用漢字。雄大さ・平定・福徳を象徴し、男児名に稀に用いられる。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。