◆ 元の意味(古代)
家屋の西南の隅、神を祀る最も奥の場所。
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KANJI ETYMOLOGY
ou
画数
13画
成り立ち
会意
部首
大(だい)
分類
人名用漢字
「奥」の旧字体。家屋の最奥の聖所を示す古典的字形。
ORIGIN
『説文解字』に「宛なり。室の西南隅なり。从宀、䉤聲」と記され、家屋の西南隅の神聖な場所を指す。『字統』白川静は、屋根の下で穀物を捧げ持って祭る形を表す会意字とし、祖霊を祀る奥の間の意であるとする。『漢字源』では「宀」と「米」「廾」を組み合わせ、奥深い屋内の祭祀の場を示すと説く。「奧」は本来の正字で、戦後の当用漢字字体表により「奥」に簡略化された。新字「奥」は中の「釆」を「米」風に整理した字形である。「奧」は人名用漢字に含まれ、古風で重厚な印象を与えるため、現代でも文学作品や号・雅号に用いられる。
構成要素
宀+釆+廾(覆い・米・両手)
STROKE ORDER
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MEANINGS
家屋の西南の隅、神を祀る最も奥の場所。
奥深い所、内部、深遠さ、「奥」の旧字体。
★古典的格調と奥ゆかしさを併せ持ち、内に深い知性と品格を秘めた人物を願う名前に適する。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。