◆ 元の意味(古代)
光と影が交わり像を映す、輝く
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KANJI ETYMOLOGY
ei
画数
9画
成り立ち
形声
部首
日(ひへん)
分類
常用漢字
光と影が交わり、姿を映し出す日輪の作用。
ORIGIN
『説文解字』日部に「映は明るきなり、隱るるなり、又日に蔽はるるなり」とあり、光と影が交差して像を浮かび上がらせる現象を指す。形声字で、日が意符、央(エイ/オウ)が声符である。藤堂明保『漢字源』は、央に「中ほど・あいだ」の含意があり、光と影の境界に像が現れる作用を映と表すと説く。白川静『字統』は央を頸枷の象形とした上で、日との組合せから「光の差し交わり輝き映ずる」意が派生したと述べる。六朝の謝霊運・謝朓ら山水詩で「光映」「映発」の語が好まれ、月光・水面・花影など儚く美しい情景を写す字として磨かれた。日本では『万葉集』『源氏物語』に「映ゆ」が「美しく輝く」意で頻出し、現代でも「映画」「反映」「映える」など視覚的な美と像の伝達を司る字として広く用いられる。
構成要素
日(意符・光)+央(声符・中ほど)
STROKE ORDER
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MEANINGS
光と影が交わり像を映す、輝く
うつる、輝いて美しい、映像
周囲を明るく照らし、美しく印象に残る存在感のある人になってほしいという願い。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。