◆ 元の意味(古代)
瓜科の植物の総称。蔓に実る丸い果実。
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
6画
成り立ち
象形
部首
うり
分類
人名用漢字
蔓に実るうり、夏の瑞祥。
ORIGIN
「瓜」は蔓に実がぶら下がる様子をかたどった象形文字である。許慎『説文解字』瓜部に「瓜、㼌なり。象形」とあり、字形そのものが瓜科植物の果実とその蔓・葉を写したものであると明記する。中央のムのような形が瓜の実を、外側の左右の払いが蔓と葉を表す。白川静『字統』は、瓜は古代より重要な蔬菜・果実であり、夏の暑さを癒す瑞々しい食物として詩経の時代から賞されてきたとし、字形は実と蔓の全体像を簡潔に捉えた写実的象形であると述べる。また「瓜田に履を納れず」「瓜を分かつ」など、瓜にまつわる成語が多く、人倫や時節を語る際の比喩として古来重んじられた。とりわけ「破瓜」は瓜という字を縦に割ると「八」が二つ並ぶことから、女子十六歳・男子六十四歳を指す雅語となった。藤堂明保『漢字源』は、カの音が「夸(おおきくふくれる)」と同系で、丸くふくれた実を表す音象徴を持つとし、瓜・胡瓜・西瓜・南瓜などすべて瓜科の球状果実を指す字に瓜が用いられる理由を説明する。命名にはほぼ用いられず、字面のユーモラスさから戯名・俳号などに見られる程度である。
構成要素
瓜(全体で象形)
STROKE ORDER
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MEANINGS
瓜科の植物の総称。蔓に実る丸い果実。
うり、瓜科の果実、ふくれて丸いもの。
★夏の瑞々しさと、蔓のごとくしなやかに伸びゆく生命力。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。