◆ 元の意味(古代)
境を画する、聖域を区分する、描く。
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KANJI ETYMOLOGY
ga
画数
8画
成り立ち
会意
部首
た
分類
常用漢字
境を区切り絵を描く字。創造性と秩序を兼ね備える。
ORIGIN
「画」は本来「畫」の俗字・新字体であり、『説文解字』には「畫、界也。象田四界。聿、所以畫之」とあり、田の四方の境を象り、聿(ふで)はそれを画く道具であるとされる。許慎は「畫」を、聿(筆)と田の境界の象形からなる会意字と解し、「境を画する」「線を引いて区切る」が本義であるとした。藤堂明保『漢字源』はこの解を踏襲しつつ、後に「絵を描く」「図像を表す」の意が派生したことを指摘する。白川静『字統』は、「畫」の上部の聿は手に筆を執る形であり、下部はもと田ではなく、図形の輪郭線を象るとする。すなわち、聖域を画定するために筆で境界線を引き、神聖な図像を描く儀礼に由来する字であり、宗教的な「区分」と芸術的な「描写」とを共に内包する。古典では「畫一」「計畫」「畫策」など「区切る」「定める」の意で用いられ、また「絵畫」「畫像」のように「描く」意でも広く用いられた。日本では新字体「画」となり、「絵画」「画家」「画期的」など創造的・表現的な意で日常的に用いられている。命名では創造性、芸術性、明確に区分する判断力を象徴する。
構成要素
聿(ふで) + 田(境界)
STROKE ORDER
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MEANINGS
境を画する、聖域を区分する、描く。
え。えがく。区切る。計画する。
★創造性、芸術的才能、明確な判断力。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。