◆ 元の意味(古代)
犠牲の血を盛り神に誓う儀礼。
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KANJI ETYMOLOGY
mei
画数
13画
成り立ち
形声
部首
さら
分類
常用漢字
犠牲の血を皿に盛って神に誓う盟約。固い約束の象徴。
ORIGIN
「盟」は皿(さら)を意符、明(メイ)を声符とする形声字であるが、字源解釈には会意的側面も色濃い。許慎『説文解字』皿部に「盟、周禮曰、國有疑則盟。諸侯再相與會、十二歳一盟。北面詔天之司愼司命。盟、殺牲歃血、朱盤玉敦、以立牛耳。从囧从血」と記し、古字を「囧+血」とする。すなわち犠牲を殺し、その血をすすって日月の神(囧)に誓う儀礼を表すという。白川静『字統』は、盟誓の儀において牛耳を執り、その血を玉敦・朱盤に盛って同盟者がすすり、神霊に誓詞を告げる古代盟約礼を詳述し、「盟」は神前に明示する誓約そのものを意味するとする。明(あきらかに示す)の声符が、神に対して隠さず告げる意を補強しているという。藤堂明保『漢字源』は、声符「明」を mêng系の語族に属させ、「明らかにくっきり示す」共通義から、神に対し誓いを表明する語として「盟」が成立したと説明する。春秋時代の諸侯会盟、後世の同盟・連盟の語に至るまで、人と人、国と国を結ぶ固い約束を意味する語として用いられてきた。命名に用いる例は少ないが、信義・盟友の徳を象徴する字として位置づけられる。
構成要素
明+皿
STROKE ORDER
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MEANINGS
犠牲の血を盛り神に誓う儀礼。
ちかい。同盟。盟約。
★信義篤く盟友に恵まれ約束を守る誠実さを祈る字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。