◆ 元の意味(古代)
竹簡を綴じた書物の一巻
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KANJI ETYMOLOGY
hen
画数
15画
成り立ち
形声
部首
竹(たけかんむり)
分類
常用漢字
竹の札を綴じあわせた書物。一篇・短篇の「篇」。
ORIGIN
『説文解字』竹部に「篇は書なり。竹に従ひ扁声」とあり、竹簡を綴じた書物を指すとする。形声字で、扁(ヘン)が音を、竹が意を担う。藤堂明保『漢字源』は「扁」に「平たく薄い」意があり、薄い竹札を編んで一綴りとした書物を「篇」と呼ぶと説く。白川静『字統』も同様に、扁額の「扁」と通じ、戸口に掲げた板状の札に文字を記したものから、書物の一単位を表す字に転じたとする。諸橋『大漢和』は「書冊」「文章のひとくぎり」「片」など意味を挙げる。落合淳思によれば甲骨・金文には例がなく、戦国以降に書物文化の発達とともに成立した字と推定される。現代では詩篇・長篇・続篇など、まとまった文学作品の単位として用いられる。
構成要素
竹(意符・竹簡)+扁(音符・薄く平らな札)
STROKE ORDER
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MEANINGS
竹簡を綴じた書物の一巻
書物・文章のひとまとまり、一篇の詩
豊かな物語と教養をたずさえ、自らの人生を一篇の名作のように紡いでゆけるように。文学的素養を願う名。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。