◆ 元の意味(古代)
糸を継ぐ。とりつぐ。継承する。
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KANJI ETYMOLOGY
sho
画数
11画
成り立ち
形声
部首
いとへん
分類
常用漢字
糸を継ぎ、人と人を取り次ぐ意を表す字。
ORIGIN
『説文解字』糸部に「紹は繼ぐなり。糸に従ひ召聲。一に曰く、緊紂なり」とあり、許慎は紹を「継ぐ」「結びつなぐ」と解した。糸偏に召(招き呼ぶ意)を音符として加え、糸を呼び寄せて結び合わせる動作から「とりつぐ」「あいだに立つ」の意味が生じたとする。白川静『字統』は召の字に、神霊を呼び寄せる呪儀的な意味を見るが、紹はその召と糸を組み合わせ、断たれた糸を再び呼び寄せ結び直す行為を示すと述べる。すなわち、過去から未来へ、先人から後人へと糸の連続性を保つことが紹の核心であり、家督や学統を継ぐ意にも通ずる。藤堂明保『漢字源』では召の音符を「Aの位置からBの位置へ取り次ぐ」とのニュアンスとして捉え、紹は人と人、あるいは時代と時代を糸で取り次ぐ字であると整理する。日本語の「紹介」「紹述」はこの中核から派生した熟語で、人脈を結びつける機能と先賢の業を継承する機能の双方を含む。三典ともに、紹が「断絶を埋め関係を編む」社会的・文化的な機能を担う字であると認めている。
構成要素
糸+召
STROKE ORDER
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MEANINGS
糸を継ぐ。とりつぐ。継承する。
つなぐ。引き合わせる。受け継ぐ。
★人と人を結び、家業を受け継ぐ意を込める字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。