◆ 元の意味(古代)
羊を手で捧げて進めること、献饌の美味。
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KANJI ETYMOLOGY
shuu
画数
11画
成り立ち
会意
部首
ひつじ
分類
—
羊を手で進め献ずる意、転じて美味・はじらいの意。
ORIGIN
『説文解字』巻十四下に「羞は進む所の獻ぐる所の物なり。羊に从う。羊は進ぐる所の物なり。丑に从う、丑は亦た声」とあり、羞は羊と丑(手の象形)とを合わせ、羊を手で持って供え進める、すなわち神や貴人に美味なるご馳走を献上することを本義とする会意字(兼形声)であると説く。「珍羞(ちんしゅう)」は珍味の意で、本来の用法を残す。白川静『字統』は、丑が手の形であり、羊を手で捧げる動作を示す字とし、神饌・献饌の儀礼に用いられたが、後に「進めて差し出す」ことから転じて、人前で頭を低くする・恥じらう意が派生したと述べる。「羞恥」「含羞」の用法は、献ぜられる側の謙譲・遠慮の心から転義したものとされる。藤堂明保『漢字源』は、羞を羊(美味)+丑(手)の会意とし、原義は美味な肉を進める意、それが転じて「美味」「ご馳走」の意となり、さらに「進められて気おくれする」「はじる」の意に発展したと分析する。命名には、はじらいの意が前面に出るため通常は用いない。
構成要素
羊+丑(手)
STROKE ORDER
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MEANINGS
羊を手で捧げて進めること、献饌の美味。
はじる、はじらい、ごちそう、すすめる。
★命名忌避字。「はじ」の意が強く、人名には用いない。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。