◆ 元の意味(古代)
骨肉が互いに似ていること、親に似ること。
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KANJI ETYMOLOGY
shou
画数
7画
成り立ち
形声
部首
にくづき
分類
常用漢字
親に似て小さき者、面影を継ぐ後継の文字。
ORIGIN
「肖」は肉(月)の上に「小」を置いた構造の字で、形声兼会意の字である。許慎『説文解字』肉部には「肖、骨肉相似也。从肉、小聲。不似其先、故曰不肖」とあり、骨肉、すなわち親子兄弟が互いに似ていることを本義とする。声符「小」は同時に「小さなもの・縮小したもの」の意も担い、親の姿を小さくしたような子を表す。白川静『字統』は、肖を肉(生命)と小(縮小)の合成と解し、親の生命を縮小して受け継いだ存在、すなわち子孫を意味すると論じる。古代において、子は親の縮図であり、その姿かたちや性質を継ぐべき存在とされた。「不肖」とは親に似ない、すなわち親の徳に及ばない者を指す自謙の語として、現在も「不肖わたくし」のように用いられる。藤堂明保『漢字源』は、「小」を声符かつ「小さく削る」の意とし、骨肉を小さく型取って似せる意から「にる」「あやかる」の意が生じたと説く。「肖像(しょうぞう)」は人の姿に似せて描いた絵や像を意味し、現代では写真や絵画の人物像を指す重要な術語となっている。命名においては「あやかる」「先人に肖(あやか)る」というポジティブな意味合いから、稀に用いられることがある。
構成要素
小+月(肉)
STROKE ORDER
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MEANINGS
骨肉が互いに似ていること、親に似ること。
似る、あやかる、肖像。
★先人や偉大な人物にあやかり、その徳を受け継ぐことを願う字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。