◆ 元の意味(古代)
二人が組み合い闘うこと。
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KANJI ETYMOLOGY
tou
画数
18画
成り立ち
形声
部首
もんがまえ
分類
常用漢字
両者組み合う闘い。
ORIGIN
正字は「鬭」または「鬪」。『說文解字』に「鬭、遇也。从鬥斲聲」とあり、許慎は二人が向かい合い拳を交える「鬥(とう)」を意符とし、斲(たくみ)を声符とする形声字と解する。鬥は二人の人が髪を振り乱し相搏つ象形であり、字の根本に「向き合いて争う」原始的な格闘の場面が刻まれている。白川静『字統』は、鬥が古代の儀礼的格闘・武勇試験の象であり、闘字はそれを文字化したものとして、単なる暴力ではなく、力と技と魂を懸けた厳粛な勝負を意味すると論じる。藤堂明保『漢字源』は「闘」「鬥」「逗」を同系の語族とし、二者が一所に止まり対峙する作用を語幹的根とする。本義は二人が組み合う格闘であり、転じて戦争、競争、奮闘、努力など、あらゆる「立ち向かう行為」へと意が拡張した。新字体「闘」は門構えに変じたが、本来の二人の格闘の気魄は失われていない。命名上は不撓不屈の精神、困難に立ち向かう勇気、目標を貫徹する闘志を象徴する、雄渾にして力強き字である。
構成要素
門(鬥)+斲(豆寸)
STROKE ORDER
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MEANINGS
二人が組み合い闘うこと。
たたかう、闘争、奮闘。
★不撓不屈の精神と、目標を貫徹する闘志を象徴する字。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。