◆ 元の意味(古代)
歯で測られる年。年齢。
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KANJI ETYMOLOGY
rei
画数
17画
成り立ち
形声
部首
は
分類
常用漢字
歳月を歯に刻む。
ORIGIN
齢は旧字『齡』の新字体にあたる。『説文解字』巻二・齒部に「齡、年也。从齒令聲」と見え、許慎は本義を「年齢」と定め、声符『令』が音レイを担い、意符『齒』が年を示す形声字とした。古代中国においては馬や牛の歯を見て年齢を判定した習俗があり、『齒』を年齢の指標とすることは、人にも転用されたと白川静『字統』は説く。すなわち齒は単なる発音器官ではなく、生命の歩みを刻む象徴であった。藤堂明保『漢字源』は、声符『令』を「清く澄んだ」音象徴とし、年を重ねた清雅さの含意を加えて整理する。『論語』為政篇「五十而知天命」など、東洋では齢を重ねることが徳の深まりと等価とされ、長寿の祝意は『齢を寿(ほ)ぐ』という語に結実した。常用漢字に含まれ、新字『齢』が広く用いられる。人名用としては稀少だが、長寿・成熟・徳行の含意から雅号や戒名に好まれる。
構成要素
齒+令(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
歯で測られる年。年齢。
とし。よわい。年齢。
★長寿と徳の積み重ね。齢を重ねるほどに輝く品格を願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。