仏閣(寺院)参拝には神社とは異なる伝統的作法があります。山門のくぐり方、手水と線香の作法、本堂での合掌、各宗派ごとの差異など、知っておくと参拝がより充実するポイントが多くあります。本記事では仏閣参拝の基本作法を中立的に紹介します。
山門・手水・鐘
寺院の入口は「山門(さんもん)」と呼ばれます。山門の前で軽く一礼してくぐるのが伝統的作法とされます。神社の鳥居と同じく、参道の中央を避け端を歩くのが丁寧とされます。
手水舎がある場合は神社と同様の手水を行います。鐘楼で鐘を撞くことが許されている寺院では、参拝前に鐘を撞くのが伝統です。参拝後に鐘を撞くと「戻り鐘」として縁起が悪いとされる伝統があります。
線香・ろうそく
本堂前または線香炉でろうそくと線香をお供えするのが一般的な作法とされます。ろうそくは本数の決まりはなく、線香は宗派により本数が異なります(浄土宗・浄土真宗は1本、真言宗・天台宗は3本など)。
線香は他人のろうそくの火を借りるのではなく、自分でろうそくから火を取るのが作法とされます。火を吹き消すのは作法に反し、手であおいで消すのが伝統とされます。
- 浄土宗・浄土真宗線香1本。
- 曹洞宗・臨済宗線香1本(束のままの寺院も)。
- 真言宗・天台宗線香3本。
- 日蓮宗線香1本または3本。
本堂での参拝
本堂前ではお賽銭を入れ、合掌(がっしょう)して頭を下げて拝みます。柏手は神社のみの作法で、寺院では行いません。
宗派により読経・念仏・題目(南無妙法蓮華経)など唱える言葉が異なります。詳しくない場合は心の中で感謝を述べ、合掌して一礼するだけでも十分とされます。

全世界の姓名判断や鑑定、占いを統合し、その英知を42年間学び続けた占い師。伝統的な熊崎式姓名判断に中国・韓国・台湾など東アジアの命名哲学、さらには西洋の数秘術までを横断的に研究。姓名判断大全の全記事を監修し、赤ちゃんの命名から改名・社名決定まで、実務的な指針の提供を使命としている。
