武蔵国都筑郡発祥の地名姓説(最有力)
武蔵国都筑郡は、現在の神奈川県横浜市都筑区・緑区および川崎市麻生区の一部にあたる古代以来の郡名で、『和名類聚抄』にも「都筑郡」として記載される。この地に住んだ在地武士団が地名を姓として「都築(都筑)」を称したとする地名姓説が現在最も有力視されている。中世武蔵七党のうち横山党・猪俣党の支流に都筑氏の名が見えるとされ、関東地方の武家としての広がりが確認される。
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SURNAME ETYMOLOGY
つづき/つつき/ツヅキ/ツツキ/Tsuzuki / Tsutsuki
地形姓
「都築」は武蔵国都筑郡(つづきぐん、現・神奈川県横浜市都筑区周辺)に由来する地形姓・地名姓とされる。中世には武蔵七党の一・横山党や猪俣党に連なる在地武士団・都築氏(都筑氏)が活動したと伝えられ、関東を中心に全国に広く分布する苗字である。
天格・人格・地格・外格・総格の五格を、熊崎健翁式 81 数理に基づき即時判定します。
STROKES & FORTUNE
天格(てんかく)は姓の総画数で、家系から受け継ぐ運勢を表します。姓名判断では他に 人格・地格・外格・総格 の五格があり、名前との組み合わせで運勢を判定します。→ 都築姓で姓名判断する
STROKE ORDER
▶ 再生で一画ずつ確認できます
THEORIES
武蔵国都筑郡は、現在の神奈川県横浜市都筑区・緑区および川崎市麻生区の一部にあたる古代以来の郡名で、『和名類聚抄』にも「都筑郡」として記載される。この地に住んだ在地武士団が地名を姓として「都築(都筑)」を称したとする地名姓説が現在最も有力視されている。中世武蔵七党のうち横山党・猪俣党の支流に都筑氏の名が見えるとされ、関東地方の武家としての広がりが確認される。
古語「つづき(続き)」は丘陵・尾根が連なる地形、または田畑が連続する地を意味する地形語で、各地に「都筑」「続」「都築」の地名が散在するとされる。武蔵国都筑郡の地名そのものも、多摩丘陵が連なる地形に由来するとする説があり、同様の地形語が各地で姓として独立的に発生した可能性も指摘される。
中世以降、三河国・尾張国(現・愛知県)にも都築氏の名が見え、戦国期の徳川家臣団・尾張藩士に都築氏の家系が記録される。これを武蔵都築氏の分流とする伝承と、独立的に発生した地名姓とする見方の双方が伝えられる。愛知県の都築姓集中分布はこの系統に由来するとされる。
武蔵国都筑郡は古代以来の郡名で、平安後期〜鎌倉期にかけて在地武士団が地名を姓として称した。中世武蔵七党の系譜書には横山党・猪俣党の支流として都筑氏の名が見え、鎌倉幕府御家人として活動したと伝えられる。室町〜戦国期には三河・尾張方面にも一族が広がり、徳川家臣団にも都築氏の名が記録される。江戸期には旗本・諸藩士として全国に分かれ、明治の苗字必称義務令(1875年)以降は地名・先祖伝承を姓とする家が広く届出を行い、神奈川・愛知・東京を中心に全国で 6 万世帯規模に達したと推定される。表記は「都築」「都筑」の二系統が混在し、家・地域により異なる。
DISTRIBUTION
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※ 苗字の由来には学説により諸説があります。本ページでは複数の主要な説を併記し、それぞれの典拠を明示しています。