◆ 元の意味(古代)
朝日が昇り万物を乾かす、天
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KANJI ETYMOLOGY
kan
画数
11画
成り立ち
形声
部首
乙
分類
常用漢字
朝日が草木の間を昇り万物を乾かす、天と陽の象徴。
ORIGIN
『説文解字』に「乾、上出也。从乙、乙、物之達也。倝聲」とあり、乙(草木が屈曲して伸び出る象)に倝(朝日の旗のなびく形)を声符とする形声字とされる。金文には「倝」と「乙」の合成形が見え、白川静『字統』は朝日が地平を破り立ち昇る象に乙の生命の伸長を加えた字と解する。『易経』では八卦の一つ「乾」として天・父・剛健・西北を象徴し、「乾為天」は宇宙の根本原理を示す。『漢字源』は「日が昇って湿気を蒸発させる」原義から「かわく」「ほす」の意が生じ、また天の動きが休まないことから「乾坤」「乾徳」など君子の徳目に転用されたと述べる。落合淳思は倝が旗の形である点を重視し、太陽信仰と王権の結合を読み取る。日本では「いぬい」(戌亥=北西)と訓じ方位名としても用いる。
構成要素
倝(朝日が昇る) + 乙(伸び出る草木)
STROKE ORDER
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MEANINGS
朝日が昇り万物を乾かす、天
かわく、ほす、天、剛健、北西の方角
★天のごとく剛健で休まず徳を積む子に
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。