◆ 元の意味(古代)
鎧を着た人
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KANJI ETYMOLOGY
kai
画数
4画
成り立ち
象形
部首
人
分類
常用漢字
鎧を身につけた人の象形。仲立ちの意。
ORIGIN
甲骨文・金文では、人の前後を二本の縦線で挟んだ形に作り、人が鎧(よろい)を身につけた姿を象る。『説文解字』巻二上に「介は画なり。八に従ひ、人に従ふ。人各々画あり」とし、境界を画す意とするが、これは引申義である。白川静『字統』、藤堂明保『漢字源』、落合淳思『甲骨文字辞典』はいずれも、人の身体を前後の鎧札(よろいざね)で挟んだ形=甲冑の象形とする。「鎧」の原字で、後に「甲」字に主役を譲り、「介」は「はさむ・両者の間に立つ」意を担うようになった。さらに「仲介」「介在」「紹介」など仲立ちの語、「介抱」「介護」など弱者を助ける意、「一介の」など独立した一人を示す語へと豊かに展開した。『大漢和辞典』は鎧・はさむ・たすける・節操の堅い人・大いなる、の諸義を整理する。人名では「人と人とを結ぶ仲立ち」「弱きを助ける義侠」の意で、男子名の止め字として「〜介(すけ)」と頻用される。
構成要素
人と前後の鎧札
STROKE ORDER
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MEANINGS
鎧を着た人
はさむ、たすける、なかだち、よろい
★人と人とを繋ぐ仲立ち、弱きを助ける義侠心、堅固な意志を備える
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。