◆ 元の意味(古代)
人として善く美しい
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
8画
成り立ち
形声
部首
亻(にんべん)
分類
常用漢字
美しく善き人。女児名で「美佳」「佳奈」など最頻出の佳字。
ORIGIN
「佳」は形声文字で、人偏「亻」と音符「圭(ケイ・カ)」から成る。『説文解字』巻八に「佳、善也。从人圭聲」とあり、人として善く美しいことを意味する。音符「圭」は上が尖り下が方形の玉笏(ぎょくしゃく)を象り、形が整って美しい玉の意。『字統』(白川静)は「圭は瑞玉の象。佳は人の容姿・品性が玉のごとく整い美しいことをいう。「佳人」は美女、「佳作」は秀でた作品」と説く。『漢字源』(藤堂明保)は「圭はかどがきちんと整う意。佳は形・容姿の整った美しい人」とし、『大漢和』は「よい、うつくしい、めでたい、すぐれる」を挙げる。落合淳思は「佳字は戦国期から見え、人物評価の語として『楚辞』『漢書』に頻出」と指摘する。古来「佳人薄命」「絶世の佳人」など、内外ともに優れた女性を讃える語に用いられ、特に女児名では昭和後期から現代まで「美佳(みか)」「佳奈(かな)」「佳子(よしこ)」「佳穂(かほ)」など極めて人気が高い。男児名でも「佳之(よしゆき)」「佳和(よしかず)」など徳を表す字として使われる。命名上、姿形と心の両方が美しく整った人への願いを込める最良の佳字の一つである。
構成要素
亻(人) + 圭(整った玉)
STROKE ORDER
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MEANINGS
人として善く美しい
よい、うつくしい、めでたい、すぐれる
★姿形も心も美しく整った人に。玉のごとく磨かれた人格と容姿を備え、人生に佳き縁と佳き作品を重ねる豊かな歩みを願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。