◆ 元の意味(古代)
諸侯の玉笏、封土の象徴。
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KANJI ETYMOLOGY
kei
画数
6画
成り立ち
会意
部首
土(つち)
分類
人名用漢字
土を二つ重ねた形。諸侯が天子から授かる玉製の笏(しゃく)を表す。
ORIGIN
『說文解字』に「圭、瑞玉也。上圜下方、公執桓圭九寸、侯執信圭、伯執躬圭七寸、子執穀璧、男執蒲璧五寸、以封諸侯。从重土」とあり、土を重ねた会意文字とする。古代中国の封建制で、天子が諸侯に領土を授ける際、その印として与えた玉笏(ぎょくしゃく)が圭である。上が尖り下が方形で、爵位ごとに長さや形が定められていた。『字統』白川静は、圭を二つの土を重ねた形とし、土地(封土)の象徴であると説く。すなわち、玉そのものではなく、玉が表す封土=諸侯の地位を意味した。『漢字源』藤堂明保は、圭が「角が立ってきっちりと整った形」であることから、清廉・高潔の意を派生させたとする。儒教では君子の徳を玉に喩え、圭は特に潔白で角の立った人格の象徴とされた。日本では男児名に「圭」「圭吾」「圭介」など古くから多用され、知性と品格を兼ね備えた印象を与える人気の字である。
構成要素
土 + 土(重土)
STROKE ORDER
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MEANINGS
諸侯の玉笏、封土の象徴。
玉、清らか、角張る、潔白。
★玉のごとく清らかで気品ある、角の立った高潔な人格。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。