◆ 元の意味(古代)
村落の区画、五百家の集団
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KANJI ETYMOLOGY
tou
画数
10画
成り立ち
形声
部首
儿(にんにょう)
分類
常用漢字
「党」は旧字「黨」の略字で、同じ志を持つ仲間や集団を意味する字。
ORIGIN
旧字は「黨」で、説文解字に「黨は鮮ならざるなり。黑に従い尚聲」とあり、本来は「不鮮明」の意であったとされる。藤堂明保『漢字源』は「尚」が音符で「高くかかげる」意を含み、同じ旗印のもとに集まる人々を象徴的に表すとする。白川静『字統』は「黨」を、村落の一定区画を指す行政単位とし、五百家を一黨と称した古代周制に由来すると説く。諸橋轍次『大漢和辞典』は「鄕黨」「朋黨」の語例を挙げ、地縁・志縁の集団を広く指すと記す。落合淳思は甲骨・金文に直接の例は乏しく、戦国以降に整備された会意兼形声の字とみる。常用漢字「党」は「黒」を「儿」に置き換えた略体で、新字体として戦後定着した。
構成要素
尚(音符)+儿(人)
STROKE ORDER
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MEANINGS
村落の区画、五百家の集団
仲間、政党、グループ
志を同じくする仲間に恵まれ、人々をまとめる中心となる人へ
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。