◆ 元の意味(古代)
両手で物を捧げ持つこと、共同
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KANJI ETYMOLOGY
kyou
画数
6画
成り立ち
会意
部首
八(はちがしら)
分類
常用漢字
「共」は両手で物を捧げ持つ形を象り、ともに支え合う心を表す。
ORIGIN
説文解字に「共は同なり。廿廾に従う」とあり、二十人(廿)が手を合わせる(廾)形で、共同を意味するとする。藤堂明保『漢字源』は、両手(廾)で器物を捧げ持つ形を象った会意字で、複数の手が一つの物を支えることから「ともに」の意が生じたとする。白川静『字統』は、神への供物を両手で恭しく捧げる形象とし、「供」「恭」の原字であり、共同で祭祀を行う宗教的行為に淵源すると説く。諸橋轍次『大漢和辞典』は「共同」「共有」「共生」など、複数の人々が一つの目的を分かち持つ意を強調する。落合淳思は、甲骨文では二つの手が物を支える形が明瞭で、農作業や祭祀における協働を表したとする。日本でも「共に歩む」「共生」など、調和と協力の象徴として尊ばれる。
構成要素
両手(廾)+物を捧げる形
STROKE ORDER
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MEANINGS
両手で物を捧げ持つこと、共同
ともに、いっしょに、共有する
人と支え合い、ともに生きる調和の心を持つ人へ
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。