◆ 元の意味(古代)
深く息を吐いて声を長く発する。祈り・賛美・悲しみの声。
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KANJI ETYMOLOGY
tan
画数
13画
成り立ち
形声
部首
口(くちへん)
分類
常用漢字
声を長く出して心の動きを発する。賛嘆と悲嘆の両義をもつ字。
ORIGIN
『説文解字』に「嘆は吞歎なり、口に従ひ歎の省聲」とある。旧字は「歎」で、欠(あくび、口を開く形)を意符、「𦰩(かん)」を音符とする形声字。『字統』によれば「𦰩」は人が祈りの最中に焼かれて死ぬ象形で、巫女を焚いて雨乞いした古俗に関わるとされ、嘆息にはもと祈祷の声の意があったという。後世に意符を欠から口に替えた異体「嘆」が生まれ、現代日本では「嘆」を常用、「歎」を旧字・人名用とする。賛美の意では「歎賞・讃歎」、悲しみでは「悲嘆・嗟嘆」と書き分けられる。『漢字源』は嗟と同源で、深いため息を伴う声と説く。
構成要素
口(意符)+𦰩(音符)。旧字「歎」は欠+𦰩
STROKE ORDER
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MEANINGS
深く息を吐いて声を長く発する。祈り・賛美・悲しみの声。
なげく。感心してためいきをつく。賛嘆。悲嘆。
★感性豊かさを示すが、悲嘆の意も伴うため実名にはほぼ用いない。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。