◆ 元の意味(古代)
鼓楽を奏でて神を讃え祝う。めでたき祭儀の声。
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KANJI ETYMOLOGY
ka
画数
14画
成り立ち
形声
部首
口(くち)
分類
人名用漢字
めでたく善い。祝賀と賛美を象徴する瑞祥の字で、男女両用の名乗り字。
ORIGIN
『説文解字』に「嘉は美なり、壴(こ)に従ひ加聲」とある。「壴」は太鼓を高く据えた象形で、神事に楽を奏する形を表し、「加」を音符として善美を讃える意を成す。『字統』は「壴は鼓の初文。嘉は鼓楽を加へて神を喜ばしむる祭儀の意」とし、神を悦ばせ祝福を得る儀礼から「めでたい・善い」の義が生じたと説く。古くは『書経』『詩経』に「嘉謀・嘉言・嘉穀」と用いられ、君主の善政や瑞兆を称える美辞であった。年号「嘉永・嘉慶・嘉吉」、人名「嘉助・嘉子・嘉永」など、日本でも吉祥字として男女両性の名に広く用いられる。『漢字源』は「加+壴」で、太鼓を打って讃え加える祝祭の語と分析する。
構成要素
壴(意符・太鼓の象形)+加(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
鼓楽を奏でて神を讃え祝う。めでたき祭儀の声。
よい。めでたい。ほめる。よみする。喜ばしい。
★慶事と善美を体現する第一級の吉祥字。男女両用、品格と祝福を込める。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。