◆ 元の意味(古代)
言葉を続けて人に託し頼む。
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KANJI ETYMOLOGY
shoku
画数
15画
成り立ち
形声
部首
口(くちへん)
分類
常用漢字
ことばを託して頼む。委嘱・嘱望に用いる、信頼を込めた字。
ORIGIN
旧字は「囑」で十六画。『説文解字』には「囑は託なり、口に従ひ屬聲」とあり、口を意符、屬(=属)を音符とする形声字。「屬」は尾を連ねて繋がる象形に由来し、「託する・連ねる」意を音と意の双方で支える。『字統』は「言を屬(つ)けて託する義。嘱望は信を以て後事を託する語」と説く。新字「嘱」は屬を簡略化した属に置き換えた当用漢字字体で、戦後制定。日本では「嘱託・委嘱・嘱望・遺嘱」など公的契約や期待表明の語に多用される。『漢字源』は屬の連ねる意から「言葉を継いで頼む」と解する。
構成要素
口(意符)+属〔屬〕(音符)
STROKE ORDER
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MEANINGS
言葉を続けて人に託し頼む。
頼む。言いつける。期待する。嘱託・委嘱・嘱望。
★期待を寄せる意は良いが、依頼の語感が強く実名では稀。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。