◆ 元の意味(古代)
平らで広く開けた大地、心が安らか。
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KANJI ETYMOLOGY
tan
画数
8画
成り立ち
形声
部首
土(つち)
分類
人名用漢字
土と旦の組合せ。日が地平から昇り、平らかに広がる大地を表す。
ORIGIN
『說文解字』に「坦、安也。从土、旦聲」とあり、土を意符、旦(タン)を声符とする形声文字である。旦は日が地平線の上に昇る象形で、「明らか・広く開ける」の意を含む。許慎は「安し」と訓じ、心が平らかに安らぐ意とした。『字統』白川静は、旦の「日の出によって視界が開ける」イメージに土を加え、見渡す限り広く平らな大地を表すと説く。『漢字源』藤堂明保は、旦の「平らに広がる」イメージから、地が平らで起伏のない様を意味する形声字と解する。『論語』述而篇の「君子坦蕩蕩、小人長戚戚(君子は坦として蕩蕩、小人は長く戚戚たり)」が有名で、君子の心が広く平らかであることを表す。日本でも「平坦」「坦々」など、起伏なく穏やかに進む様を表す語に用いられる。人名では心が広く穏やかで、ゆったりと構える人格を表す字として男女ともに用いられる。
構成要素
土 + 旦(日が昇り開ける)
STROKE ORDER
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MEANINGS
平らで広く開けた大地、心が安らか。
たいら、平坦、おだやか、広い心。
★広く平らかな心を持ち、何事にも動じず穏やかに歩む人。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。