◆ 元の意味(古代)
土を積み重ねた軍事的な防壁・砦
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KANJI ETYMOLOGY
rui
画数
12画
成り立ち
形声
部首
土(つち)
分類
常用漢字
敵を防ぐために土を高く積み上げた砦(とりで)。野球の「塁(ベース)」としても定着。旧字は「壘」で、田を三つ重ねた畾(らい)が声符。
ORIGIN
『説文解字』に「壘、軍壁也。从土、畾聲」とあり、軍営を囲う土の防壁を意味する形声字である。畾(らい、田を三つ重ねた字で雷の古字)が声符で、土が意符となる。『字統』白川静によれば、畾は土塊や雷鳴の畳重を示す字で、壘は土を幾重にも積み重ねた堅固な防御陣地を表すとする。『漢字源』では、古代中国の城塞建築で版築土塁を何層にも築いた様に由来し、転じて「重ねる」「積み上げる」意も持つと説く。新字体「塁」は畾を簡略化したもの。日本では戦国期の山城築造で土塁が主要防御施設となり、「曲輪」「土塁」など城郭用語に頻出。近代以降は野球の「一塁・二塁・三塁・本塁」として日常語化し、若い世代には専らスポーツ用語として親しまれる。
構成要素
土(意符) + 畾(声符・重ねる) / 旧字 壘
STROKE ORDER
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MEANINGS
土を積み重ねた軍事的な防壁・砦
とりで、砦、野球のベース、重ねる
★積み重ねた努力と堅固な守り。男児名「塁(るい)」は野球文化と相まって近年人気上昇。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。