◆ 元の意味(古代)
両手を振り三本の足で勢いよく駆ける。
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KANJI ETYMOLOGY
hon
画数
8画
成り立ち
会意
部首
大(だい)
分類
常用漢字
両手両足を広げた人と三つの足跡を組み合わせ、勢いよく走る様を描いた会意字。
ORIGIN
『説文解字』に「奔は走るなり、夭に従ひ賁の省声」とあり、夭(身をかがめて走る人の象)と三つの止(足)を重ねて、勢いよく駆ける様を示す会意字とする。『字統』では、大(人)が両手を振り、下に三つの足跡を加えて疾走する様を表し、人が勢いよく走るさまの本義から「奔放・奔流・奔走」の語が派生したと説く。『漢字源』もまた、人と三つの足を組み合わせて勢いよく駆ける意を表す会意字とし、転じて「ほしいまま・勢いよく流れる」の意となったとする。古来「奔馬」「奔流」「奔放」など、止めることのできぬ勢いを象徴する語に多用される。日本では人名にやや珍しいが、若々しさ・行動力・自由奔放な気質を期待する男児名に用いられることがある。
構成要素
大+卉(三つの止=足)
STROKE ORDER
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MEANINGS
両手を振り三本の足で勢いよく駆ける。
はしる。勢いよく駆ける。ほしいまま。流れる。
★人名にはやや稀。行動力・若々しさ・自由奔放な気質を期待する男児名に用いられる。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。