◆ 元の意味(古代)
法度・のっとる
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KANJI ETYMOLOGY
shiki
画数
6画
成り立ち
形声
部首
弋(しきがまえ)
分類
常用漢字
規矩によって整えられた、儀礼と秩序のかたち。
ORIGIN
『説文解字』工部に「式、法也」とあり、本義は「のり・法度」。形声文字で、意符「工(=規矩・道具)」と声符「弋(ヨク→シキ)」から成る。『字統』(白川静)は「工」を呪具・規矩の象形と解し、「弋」を木杭の象形とする。木杭で位置を定め、規矩で整える儀礼の所作から「定まった型・式次第」の意が生じたとする。藤堂明保『漢字源』はシキを「ぴたりと枠におさまる」音義の核と捉え、「儀式」「方式」「公式」など、定型に従って執り行うことを表す字と説く。諸橋『大漢和辞典』には『詩経』『周礼』に「式」が「のっとる」の動詞として現れる例を引き、古代から法・敬意の動作を担う字であったことを示す。日本では即位の礼・元服など宮廷儀礼を「式」と総称し、近代以降は「数式」「形式」など学術・社会の枠組みを表す万能の語として定着した。
構成要素
工(規矩)+弋(声符・木杭)
STROKE ORDER
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MEANINGS
法度・のっとる
儀式、方式、定まった型、のっとる
礼節と秩序を尊び、整った美しさを備える人に。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。