◆ 元の意味(古代)
選び取った美しい色彩・模様で飾ること。
読み込み中...
KANJI ETYMOLOGY
sai/irodoru
画数
11画
成り立ち
形声
部首
彡
分類
常用漢字
彩は彡(毛飾り・模様)を意符、「采(サイ)」を音符とする会意兼形声字。采は手で木の実をつみ取る形で、選び取った美しい彩りの意を含みます。これに彡(飾り・模様)を加え、色とりどりの彩り・あやを表しました。名前では人生を豊かに彩る、多彩な才能と感性を持つ意で女児名に特に人気です。
ORIGIN
彡(さんづくり・毛飾りや模様を示す)と采(つみ取る・選ぶ意の会意)からなる形声字。采が音符を兼ね、選び抜かれた美しい色合いに彡で装飾性を加えて「いろどる・あや」の意を表した。古典では絵画・装飾の彩色や、文様の鮮やかさを示す。
構成要素
彡(意符・飾り模様)+ 采(音符サイ・選び取る)
STROKE ORDER
▶ 再生で一画ずつ確認できます
書き順データを読み込み中…
MEANINGS
選び取った美しい色彩・模様で飾ること。
いろどる、色合い、模様(あや)、多彩、光彩など、視覚的・比喩的な「彩り」を広く表す。
人生を豊かに彩る感性、多彩な才能、華やかさと知性を表す。女児名で非常に人気が高く、止め字としてもよく用いられる。
※ 由来事典に収録済みは由来ページへ、未収録は書き順ページへ
本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。